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財産分与
 財産分与とは、婚姻中に築き上げた財産(共有財産・実質的共有財産)を双方に公平に分配すること、また未払いの婚姻費用があればその費用も清算することすることを言い、その財産分与を求める権利はきちんと法律で認められています(民法768条第1項)。
 つまり婚姻前からすでに有していた財産(特有財産)については原則財産分与の対象外となります。

 財産分与には下記の4つの要素の分与があります。
  1. 共有財産の財産分与
  2. 扶養料の支払
  3. 慰謝料の支払
  4. 婚姻費用の清算

1、共有財産の財産分与
 財産分与は、金銭、家やマンションや土地などの不動産、車や家財道具や電化製品などの動産が通常は対象となります。そして最も財産分与しやすいのはやはり金銭、続いて不動産、動産の順です。

2、扶養料の支払い
 扶養料とは、それまで専業主婦だった場合や病気で収入を得ていくことが困難な場合など、離婚によって生計を維持できなくなることをが予測される場合、安定収入を得て生計を維持できるまで支払われる性質のものです。但し、だいたい2〜3年が限度です。

3、慰謝料の支払い
 違法行為が原因で肉体的、または精神的苦痛を被った場合に支払われるものが慰謝料です。配偶者に対しても、第三者に対しても請求することが出来ます(民法第724条)。

4、婚姻費用の支払い
 たとえば離婚前に別居したような場合、別居したとしても婚姻中には変わりありませんので、専業主婦などの場合では相手に生活費を支払うよう請求し、共働きでも『夫婦はその資産収入その他一切の事情を考慮して、婚姻から生ずる費用を分担(清算)する』ことになります(民法760条)。
ただどちらか一方が、無断で生活レベルに明らかに分不相応な高額なもの(宝石や毛皮のコートなど)を購入しローンを組んでいたような場合、他方はその債務を負わないとされています(民法第761条)ので、この費用は清算する必要はありません。


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